【雑記】クリスマスの帝国の冬

この時期は、夕方がめっちゃ早い。そして寒いのなんのって。冬至が先週の土曜日12/21。そこからは、昼間の時間が増えていくらしい。やったね。

クリスマスの起源を調べたら、冬至にあるらしい。キリスト(復活の象徴)の誕生を、日のさす時間帯の長さが回復に向かい始める冬至(25日)に重ね合わせて、行事を行って祝ったローマ帝国で始まったという。

帝国

ローマ帝国のような帝国というのは、イメージに反して実は、国が安定する国家体制だ。帝政に悪い印象があるのは、ライバル国が帝国の形をとって安定化すると相対的に自分の国が不利になりうるので、地政学的なリスクマネジメントから、諜報活動を通して共和制はいいよという印象をライバル国の国民にばら撒くからだ。

前に気づいたのだが例えば殺人事件の発生の多い国ランキングを見てみると上位にはアメリカを含む共和国が並ぶ一方で、殺人の少ない国上位には、日本をはじめとする、皇室、王室がある国が並ぶ。日本は、かつて帝国を名乗っていたが、今も実態は帝国のままである。トップに王様などがいると治安が良いのだ。国の安定具合が出る指標である。

帝国が繁栄するからくり

からくりは動物の本能にあり、男性ホルモンの働きによるものだ。社会を形成するタイプの生物は、仲間同士での利害の不一致問題を解決する必要がある。そこで編み出されたのが、男性ホルモンによる社会の安定化システムだった。

男性ホルモンが男性の闘争心と攻撃性を生んでいる。

要は、男同士でトップ争いをさせてトップをさっさと決めて、その人に裁量をもたせて、争いごとを調停することで社会が争いごとで荒れてしまわないようにしている。

闘争心攻撃性の役割はトップ決めにある。

男性ホルモンは、逆に男の持つ闘争心攻撃性をoffにもする。

一方で、いったんトップが決まれば、闘争心攻撃性は、不要なのでoffになるようになっている。男が急に草食系男子に変化するのだ。不思議よね。

だから、王室の残る国では、殺人事件が少ないのだ。

ちなみに、ジャマイカは実は王国である。殺人事件の発生率は世界トップ級。矛盾するではないかと思うが、国王はイギリス連邦の国王。ジャマイカはイギリスから独立しており、国王は形式だけであって、更には女王であった。トップはいるので、闘争心は不要なのだがoffにする機能が十分に働かなかった結果と見えなくもない。

ローマ帝国がそれでも滅びた理由。

安定感のローマ帝国の、繁栄を終わらせたのは、軽い氷河期到来であった。巧みな男性ホルモンによる秩序システムでも氷河期には流石に勝てないのだ。氷河期というのは要はインフレだ。

日本国という帝国がいまインフレに襲われている。

え、やばたにえんじゃね?という話になる。

寒い寒い氷河期から抜け出す冬至としてのクリスマスをクリスチャンでもない日本人は無意識に行事として願いを込めて取り入れているのかもしれない。

昔聞いたのが地球上に氷河がある時期を氷河期とするらしい。北極圏南極に氷河があるので実は現在も氷河期区分だったりする。